リライアンス・インダストリー Reliance Industries
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リライアンス・インダストリー(Reliance Industries)は、アンバニー財閥(Ambani 財閥)の中核企業である。事業の中心はエネルギー産業、資源素材産業である。リライアンス・インダストリーを中心とするグループ全体の売上は270億ドル(2兆8000億円余り、USD=105円換算)に達する。中核企業であるリライアンス・インダストリー(Reliance Industries)は、Fortune Global 500 company にも入っている世界的企業であり、インド最大の私企業でもある。
グループのルーツは1970年代後半にテキスタイル素材の生産からスタートしている。その後、リライアンス・グループとして垂直統合による効率化を戦略の中核に据えている。現在では、ポリエステル、化学繊維中間素材、プラスチック、石油化学素材、石油製品、石油・天然ガスの探索・調査・生産まで事業展開している。採鉱から原材料加工・精製、生産、流通に至るまでの垂直展開を進めているのである。
ポリエステル繊維の生産では世界の石油化学会社の中でもトップ5にランクされ、世界をリードする存在となっている。リライアンス・グループは、世界100カ国以上の国々へ150億ドル以上輸出を実現している。その中心的企業はグループ中核のリライアンス・インダストリー、子会社のリライアンス・ペトロリアム、リライアンス・リテール、リライアンス・インダストリー・インフラストラクチャーによってなされている。
2008年現在、アンバニー財閥最大の企業リライアンス・インダストリー(Reliance Industries)は、GEプラスチック買収を画策していると報道されている。リライアンスはすでに、2004年、欧州のポリエステル繊維メーカーのTrevira を買収し、ポリエステル繊維トップメーカーとなっている。リライアンス・グループ(Reliance Group)の事業は多岐にわたり、ガスパイプライン、石油精製、化学繊維、アパレル等の上流から下底までの石油化学事業、通信、電力等インフラ事業を行っている。
リライアンス・グループの中心は石化事業のリライアンス・インダストリー(Reliance Industries)で、パラキシレンでは世界3位、高純度テレフタル酸では、世界4位となっている。インドの拠点は4箇所。
ジャムナガル(Jamnagar)に新設する製油所の隣には年産27百万トンの製油所があり、石化原料のナフサ、芳香族とPPを生産している。ポリプロピレン(PP)は当初の3系列77万トンに、2006年第4系列28万トンが加わった。同じく27百万トンの新製油所では上述の通り、100万トンのPPを新設する。
ハジラ(Hazira)ではジャムナガル(Jamnagar)から送られるナフサを原料に石油化学コンプレックスがある。エチレン能力75万トン(100万トンに増設中)と、ポリエチレン(PE)(16万+20万トン)、ポリプロピレン(PP)(36万)、VCM(塩化ビニールモノマー)PVC(ポリ塩化ビニール)(16万)、テレフタル酸(PTA)(35万x2)、その他を生産している。
パタルガンガ(Patalganga)ではPTA、ポリエステル繊維、LAB等を生産し、ナロダ(Naroda) はインドで最も近代的な繊維のコンプレックスである。
2002年5月、リライアンス・インダストリー(Reliance Industries)はインド政府から国営石油化学会社・インド石油化学(Indian Petrochemicals Corp. Ltd. )(IPCL)の株の26%を買収し、同社の経営権を取得した。現在インド石油化学(IPCL)の取締役10人のうち、5人はリライアンス社の指名で、リライアンス社のムケシュ・アンバニー(Mukesh Ambani) 会長がIPCLの会長を兼務している。IPCLは3箇所にコンプレックスを持っている。エチレン能力はヴァドダラ(Vadodara )が13万トン、ナゴザネ(Nagothane)が40万トン、ガンダール(Gandhar)(Dahej)が30万トンである。TPA能力は100万トンを超えている。
リライアンス・グループ中核企業一覧
Reliance Petroleum Limited
Reliance Netherlands BV (including Trevira)
Reliance Retail Limited
Reliance Jamnagar Infrastructure Limited
Reliance Haryana SEZ Limited
Reliance Industrial Investment & Holdings Limited
Reliance Ventures Limited
Reliance Strategic Investments Limited
Reliance Exploration & Production DMCC
Reliance Industries (Middle East) DMCC
Reliance Global Management […]
ヘネス・アンド・モーリッツ Hennes & Mauritz H&M
H&Mは、スウェーデンを本社を置くアパレルメーカー、ヘネス・アンド・モーリッツ (Hennes & Mauritz)が世界展開するファッション・ブランドである。創業は1947年である。スウェーデン中部の都市ヴェステロースで創業したが、創業時は婦人服を専門にしており、社名も「Hennes」であった。1968年にストックホルムの狩猟用品店「Mauritz Widforss」を買収し、紳士服も扱うようになった。買収後の店名は「Hennes & Mauritz」となった。その後「H&M」を略称ではなく正式なブランド名としている。
H&Mは女性用ではコート、ワンピース、カットソー、ドレス、ブラウス、ボトムスを取り扱い、男性用ではジャケット、パーカー、セーター、シャツ、パンツを扱っている。H&Mでは商品が売り切れると再生産はせず、次から次へと新商品を投入する経営方法をとっている。H&Mでは、100名のデザイナー、60名のパタンナー、100名のバイヤーを擁している。また化粧品への展開も進めている。自社工場は持たず、GAP、ユニクロ、良品計画、ファイブ・フォックス、ワールドなどと同様に自社企画、自社デザイン、自社販売、生産外部委託による業態であるSPA戦略をとる。SPAとは、Specialty Store Retailer of Private label Apparel。アジア、ヨーロッパの独立サプライヤー700社と生産委託契約を結び、世界各地20か所に生産管理事務所を持つ。
店舗展開はEU各国(キプロス、ラトビア除く)、スイス、ノルウェーなどヨーロッパで強く、ドイツでは、2004年にアメリカの同業大手GAPが撤退した店舗を全店舗買収して一気に販売網を拡大した。2000年には、ニューヨーク、、フィラデルフィア、ボストン、シカゴ、ワシントンD.C.、サンフランシスコなどのアメリカの主要都市に出店し、2004年にはカナダにも進出した。トロントのフェアビュー・モールへの出店を皮切りに、イートン・センターに旗艦店を出店し、トロント周辺エリアを含めた展開をしている。2006年ににはケッベクへ進出、2007年にはケベックでの2号店もオープンした。2008年5月現在、カナダ全域で33店舗を展開するが、そのうちオンタリオ州に19店舗、ケベック州に11店舗、アルバータ州にも3店舗出店した。バンクーバーに出店したのは2007年8月である。今後バンクーバー地区には8店舗の出店を計画している。アジアでは、2006年にはドバイ、クウェートにFC店として出店し、2007年3月、アジアの旗艦店として香港に進出した。2007年4月上海店を出店。2007年中に4店が香港を含む中国に出店している。その他、エジプト、カタールにも出店した。香港店出店の際には開店前から1000人以上の客が並び、国際ニュースにもなった。2008年秋には、香港と並ぶアジアの旗艦店として東京・原宿店、銀座店を出店する予定である。原宿店は明治通り沿いに、銀座店は東京ガスの子会社が建物を建設中で、1階から3階まで占有する1500平米の大型店舗である。銀座店、原宿店ともにライバルであるユニクロ、同業態のスペインのアパレル大手ZARAが近隣に出店している。
ヘネス・アンド・モーリッツは、2007年の売上は、92,123 million SEK(スウェーデン・クローネ、SEK=17.4円2008年5月)、日本円にして1兆6000億円余り、従業員数は68,000人(2008年)である。ユニクロの従業員数は1733人、店舗数748店、売上高5,252億円(2007年8月期)と比較すると企業規模の大きさが推定できるだろう。
http://www.hm.com/jp/
アルセロール・ミッタル Arcelor Mittal
アルセロール・ミッタル (Arcelor Mittal) は、2006年にヨーロッパのアルセロールとインドのミッタル・スチールの経営統合によって誕生した世界最大の鉄鋼メーカーである。年間粗鋼生産量で世界シェアの約10%を占める。本社はルクセンブルクにある旧アルセロール本社に置かれている。
経営者(CEO)はインド人のラクシュミー・ニワース・ミッタル氏である。
フォーブス誌によれば、2006年のミタル氏の資産は約4兆円、世界第5位の資産家である。ミッタル家はアルセロール・ミッタル社の株式の43.6%を保有している。
世界の鉄鋼生産は、2000年までは、ほぼ7億トン台で推移していたが、2000年には8億トン台、2002年には9億トン台、2004年には10億トン台、2005年には11億トン台、2006年には12億トン台へと再度拡大基調へ転じている。
なかでも中国の生産増大は著しく中国国内需要の増大とともに急拡大している。また、インド、ブラジル、ロシア企業による再編が進んでいる。
上海証券報によると、2008年の中国の粗鋼生産は5億3000万トンと過去最高に達する見通し。中国の粗鋼生産は毎年10%以上の拡大を続けており、国内需要を超える生産が輸出に向き、貿易摩擦の原因となっている。
鉄鋼の国際価格が上昇している原因は、新興国の需要によるものが大きいが、特に高いのは中国の需要増大である。2006年の粗鋼生産を見ると中国の生産シェアは40%程度まで上昇している。
その結果、鉄鋼の原材料である鉄鉱石、石炭の価格も大幅に上昇している。2006年の鉄鉱石の需要に占める中国の割合は40%に達している。石炭は36%、製品である鉄鋼の需要シェアも30%に及ぶ。
2006年世界粗鋼生産企業ランキング
第1位 ミッタル・スチール(オランダ) 6,366万トン
第2位 アルセロール (ルクセンブルク)5,432万トン
第3位 新日本製鉄 3,370万トン
第4位 JFEスチール 3,202万トン
第5位 ポスコ (韓国) 3,120万トン
第6位 上海宝鋼集団 (中国) 2,253万トン
第7位 USスチール (アメリカ) 2,125万トン
第8位 Nucor (イギリス) 2,031万トン
第9位 唐山鉄鋼 (中国) 1,906万トン
第10位 Corusグループ (英・蘭) 1,830万トン
第11位 Riva (イタリア) 1,819万トン
第12位 Severstal (ロシア) 1,760万トン
第13位 Thyssen Krupp (ドイツ) 1,686万トン
第14位 Evraz (ロシア) 1,610万トン
第15位 Gerdau Group (ブラジル) 1,557万トン
第16位 鞍山鉄鋼 (中国) 1,500万トン
第17位 江蘇沙鋼 (中国) 1,463万トン
第18位 武漢鋼鉄 (中国) 1,376万トン
第19位 住友金属工業 1,358万トン
第20位 Sail (インド) 1,358万トン
第32位 現代製鉄 (韓国) 892万トン
第33位 Usiminas (ブラジル) 890万トン
第36位 神戸製鋼所 774万トン
第55位 Tata Steel (インド) 565万トン
第75位 CSN (ブラジル) 350万トン
*第1位のミッタルと第2位のアルセロールは2006年合併
*2007年、第10位のコーラスは、第55位のタタ製鉄傘下
*CNSはコーラスの買収合戦敗退
*第33位ウジミナスは実質新日鉄傘下に
*世界の鉄鋼メーカー上位127社中中国企業は55社である。
ADP雇用統計 ADP Employment Report
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ADPは、アメリカのオートマティック・データ・プロセッシング社(Automatic Data Processing, Inc.)のことで、給与計算代行サービス大手である。ADP社は全米約50万社の顧客を持つ大手給与計算代行会社で、約2400万人の給与管理業務を行っている。サンプル数が多く、集計方法が事業所調査と一致していることからADP調査は非農業雇用者数の有力な先行指標として利用される。雇用者数の方向性を把握する上ではある程度の有効性があるが、必ずしも雇用統計の「数字」との相関性が高いとは言えないのが実情です。
ADP調査は非農業雇用者数を予測するために開発された雇用統計で、2006年5月3日から発表されている。毎月発表される米雇用統計の2営業日前に発表される。ADP社の集計値からの非農業雇用者数予測作業は、マイヤー元FRB理事が設立した経済予測会社マクロエコノミック・アドバイザーズ社(Macroeconomic Adivisers, LLC)が行っている。